御鎮座1200年奉祝式年大祭の意義とその歴史

式年大祭とは、ある一定の期間で繰り返し行い、それによって大神様のみたまが改まり、新たなる御神威の発揚を願うお祭りです。
当社では古来より50年ごとに式年大祭を斎行しており、その都度に広く人々の敬神の真心を結集し、田村大神様の尊い御神威の更なる発揚が願われました。 またそれに併せて、記念事業として、境内社殿の整備や拡充を図って参りました。
式年大祭とは神威発揚・神苑整備の両面において大変に意義深いものです。 平成24年に斎行されます「千二百年祭」においても、様々な記念事業が計画されており、厳粛且つ盛大に斎行致したく思います。





千百年祭


当社社蔵の史料より、過去の例を引きますと、明治年間に行われた「千百年祭」の際には、4月5日より11日まで一週間斎行され、記念事業として本殿透塀(現存)、祭器具庫(現存)、太鼓橋(一部現存)などが作られました。


神明鳥居横の燈籠と太鼓橋は共に「千百年祭」の記念事業で建立されました。
当時の燈籠は青銅製、太鼓橋は檜造りでした。



「千百年祭」の看板と募金名簿




千百五十年祭


自家用車所有者の増加に伴い、第一駐車場と自動車参道が「千百五十年祭」の記念事業として整備されました。また、現在の祈祷殿もこの時に建てられました。

「千百五十年祭」を啓発する看板



第一駐車場と自動車参道。祈祷殿



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